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日本マンモセラピー協会

TEL. 042-774-4651

〒252-0141 相模原市緑区相原4-24-30

アーユルヴェーデック生活法ワンポイントアドバイス

〈梅雨〜夏の過ごし方〉
 
梅雨の真っただ中、気温が25度超えてくるといよいよ体は夏仕様に変化して暑い夏に対処しようとしてきます。しかし、梅雨時は、高温多湿で1日の中でも気温の変化が激しく大気は、2〜3日でくるくると変化するため、
3つのドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)とも乱れやすくなってきます。
この梅雨の時期にしっかり各ドーシャのバランスをとっておかないと、本格的な夏になると食欲不振、胃腸の不調による下痢や便秘、体のむくみなどが出やすくなり体力、免疫力の低下を招き、夏バテ症状が、出やすくなります。
各体質に合った対処をしっかり行いバランスを大きく崩さないようにしましょう


ヴァータさんは
 この時期は、気温や天気の変化、雨が降る不規則な動き、エアコンによる人工的な乾燥や冷えなどの、ヴァータの質が増加するためそれを抑えバランスをとるには、生活や食事の時間を規則的にし、1日の行動計画を立てて、ムダな行動や、動きをしなくて済むよう生活を組み立てましょう。又、冷たい飲食物を極力少なくし温かい飲食物をとり(特に白湯のみを励行し)肩や腕、首筋を冷やさないように上着や、ストールなどを持ち歩くようにしましょう。又、外食時などは、和トリカトゥ、生姜粉、シナモンなどを持ち歩き、エアコンの中での食事で、胃腸を冷やさないよう対処しましょう。精神面では、不安の増加や、落ち着きのなさが目立ってきますので、呼吸法や、瞑想などを積極的に行い内面に意識を向けてみましょう。優しいカパタイプの女性と静かな落ち着いた料亭や、レストランで、ゆっくり食事をするのもいいかもしれません。

ピッタさんは
 気温が上昇し、湿度が高くなると体内に熱がこもってしまい、体内の熱が、内臓を傷めやすくなり、特に胃腸が疲れやすく慢性疲労や、皮膚に炎症が出やすくなります。精神面では、ちょっとしたことでイライラしやすく、ついつい、人とのトラブルが多くなって、さらにイライラが増しやすくなりがちです。
 対処法としては、体内の熱をいかにうまく放熱してゆくかです。食事では、生姜やサンショウなどのピッタをあまり上げない香辛料をうまく使った温かい汁物などを一品入れて食事時に発汗を促すようにましょう。
また日中以外で、軽い運動や、ストレッチで発汗を促し、汗をしっかり拭いて、毛穴をクリアーにしていきます。そして、常温のミネラルウォーターや、ビタミンミネラルの多い果物を補給しましょう。暑い日は、戸外での長時間の活動は避け、頭部や皮膚を直射日光にさらさないよう帽子や日傘、アームカバーなどで保護しましょう。
 イライラしたり怒りが強くなったら、少し上等な、甘味のある緑茶や、ペパーミントティなどと、甘い和菓子などを摂り、ピッタの質を下げましょう。又、首の後ろや、脇などを水でゆすいだ、タオルでさっとふくのもおすすめです。さらにゆっくり深呼吸をしたり(正の呼吸)月の呼吸、交互呼吸などで、自律神経を静め
ましょう

カパさんは
 高温多湿は、カパの質を増悪させ、体内のスロータスの流れを詰まらせやすくなります。さらに、精神的には、タマス傾向が強くなり、動くのも消化力も停滞傾向が強くなります。
 なるべくめんどくさがらずに予定などを入れて、外出したり、良く体を動かして発汗させるようにしましょう。消化時間もますますゆっくりになってくるので、間食を控え、夕食は特に軽くし、食べ過ぎないようにしましょう。又、スパイシーな香辛料を効かせて、食事時にしっかり汗をかきましょう。週に一度は、アーマパーチャナを行い消化力を立て直しましょう。
 さらに積極的にストレッチや、ガルシャナマッサージ、美腹呼吸などで、めぐりを良くして、しっかり排毒し、体内の水の動きを活性化させるようにし、夏を軽やかに過ごせるよう準備しましょう。





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